Loading...

DERIVATIVE WORK

蒼鋼のドラグーンの二次創作です。

第六話 世界に一つだけのタマ

《 前のページへ | INDEX | 次のページへ 》

「こ、こんどこそ!!」

美女軍団がいた。
その数は今までの比ではない。
度重なる失敗。
オウカやフアージュはお仕置きと称され悶絶しノックダウン。
その調教の様子を見に行ったロリ爆乳少女のアローナはモジモジしていた。

「ちょっとアローナ!あなた顔真っ赤じゃない、大丈夫?」

「ご、ごめんなさいミンリンちゃん。あの……ドラゴ様とオウカさんとのセク……えと……教育がすごくて……」

「うん、オウカさんはドラゴ様に安心してぶち込める娘らしいからね♪」

アローナと近い年代のロリ巨乳少女、ミンリン。活発な雰囲気の元サーカスの少女だ。

一見無邪気な少女だが、彼女もしっかりドラゴに調教されている。プリプリのハリのいい肌は彼女の若さを象徴していた。

「こらっ、あなた達。戦いの前よ。緩んではドラゴ様に顔向けができないわ」

ミンリンをいさめるのは元看護婦のナシレイカ。

「そう、あの暗黒四天王を倒すのが今回私達に与えられた任務!結果的に暗黒四天王は倒れた。でもそれは私達の成果ではないわ」

「今度こそ、暗黒四天王を倒して……」
「私達オルター部隊の有用性を証明するのよ」
「我らオルター部隊!」
「全ては我が主のために!!」

称揚するオルター部隊の美女軍団。

「クククククク!これは美しい女達だタマァアァァ」

「なっ!」

中宙に響く二重の声。

「なにものっ!」

オルター部隊は天を仰ぐ。

そこには……

ぴかああぁぁっ!

一瞬、目を焼くような光が明滅した。

「うぁっ、まぶし」
「まっ、まぶしい」
「あの光輝く金の玉のごとく頭蓋!あれはまさか……」

「タマアアァァァ」

暗黒四天王が一人、ゴールデンボール!!

「くくくっ! 地獄おじさんとの最終決戦の前に、いい準備運動ができそうだタマァ!」

「っ!」

オルター部隊の女達は一斉に身構えた。

だが――

「っ!」

オルター部隊の女達は動かない。

「どうしたタマ?こないのかタマ?」

「うぅっ……」

否、動けないのだ。

ビッグマラーのような圧力があるわけではない。
だが、総身からにじみ出るゴールデンボールの不穏な気配がオルター部隊を停止させていた。

「なめるな!」
「我らオルター部隊、決してひきはいない!」
「一気にイクわよ!!」

女戦闘員達がゴールデンボールに襲いかかる。

「ふふふっ!その勇敢さに免じて!」

ゴールデンボールのキンのタマが光る。

「おじさんの金の玉を見せてやるタマアアアアア!!」

爆発するキンタマの闘気!

「ゴオオオォォルッデン!幻影殺法ぉおおおぉぉ!」

瞬間、キンのタマが動いた。

「なっ!?」
「これはっ!?」

「――で一つのおおおぉぉ!」

炸裂するゴールデンボールの幻影殺法が――

「ゴールデンボーーール!!」

美女軍団を蹂躙する。



――時は夜。
――場所は無人のギアレス会場。

地獄おじさんはリングの中央で仁王立ちしていた。

「……きたか」

殺気。

それを感じた地獄おじさんは入場ゲートを見た。
だがそこでうなりをあげて、台車がとんできた!

「なっ!台車だと」

それも一台ではない。二台の台車が凄まじいスピードで迫ってきたのだ。

そこには何かが大量に詰め込まれていた。
はみでる、腕と足、そして。

「乳と尻がはみだしてる……だと!」

大きな胸と尻がはみだしている。女体、女体があの台車にはつめこまれているのだ。

ズガアアァァン!

台車はリングに激突する。派手に投げされたのは豊満な肢体の美女達だった。
ところせましと詰め込まれた美女達が一気に散乱する。
台車に詰め込まれていたのは、命を狙ったオルター部隊だった。

「おみやげだタマぁ……」

そこにあらわれたのは……輝く頭をもった一人のおじさん。

「貴様が暗黒四天王、ゴールデンボール!!」

「クククク!その通り!――貴様が地獄おじさんだタマぁ!」

「貴様が……メイルと濃厚接触する……四人目のおじさんっ!!」

「我が幻影殺法を破れる者はそんなにいない!!さぁ金の玉光の前にひれ伏すがいい!!」

「こざかしやぁぁ!!幻影殺法など!!」

地獄おじさんからとうきが吹き上がる。
数々のおじさんを葬ってきた地獄おじさんの力はいまや最高潮に高まっていた。

「一気に決めてくれる、インフェルノムーーーゥゥブ!!」

爆速でゴールデンボールをぶっ殺しにかかる地獄おじさん。

恐るべき速度でゴールデンボールに迫る。

(一気に決めてくれる)

距離をつめ、ゴールデンボールに殴りかかろうとしたその瞬間。

タマアアァァ!!

ゴールデンボールが真横にあらわれた。

なにっ!?

横から一撃をくらう地獄おじさん。

吹き飛び地面に叩きつけられる。

「な、なにがおこった。急にゴールデンボールが二人に……左から」

さしもの地獄おじさんも驚愕を禁じえない。

(瞬間移動。いや違う、やつはあの場から一歩も動かずに私を攻撃してきた)

ふふふふふ、これぞ我がゴールデンボール幻影殺法!!
金の玉に、敗北はあまり無し!!
ここが貴様の墓場だタマ!!

地獄おじさんをなめるなあぁぁ

唐突に語尾をつけるゴールデンボールに飛びかかる地獄おじさん。

正面から殴りつけようとした瞬間、横から攻撃がきた。

「ぐおおおおっ!?」

吹き飛ぶ地獄おじさん。

(やはり……間違いない。ゴールデンボールは一歩も動かずに、私の横に移動して攻撃を加えた)

「むしゅふふふふふふ、我が幻影殺法の恐ろしさ、理解できたようだな」

腕を組みこちらを見下ろすゴールデンボール。
地獄おじさんは瞬間

「インテリィィィィ!!」

地獄おじさんが吠える。
パワー系インテリレスラーの本領発揮。

「ゴールデンボールぅぅ、貴様の幻影殺法、この地獄おじさんが見破るぅぅぅ」

「ほざけえぇぇ、ジゴオジぃぃぃぃ」

「インテリぃぃぃぃ!」
吠え猛り、地獄おじさんがかける

炸裂するゴールデンボールの魔技!
炸裂する地獄おじさんのインテリ頭脳!

人類の頭脳と技の決戦は最終局面に突入する。

《 前のページへ | INDEX | 次のページへ 》