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DERIVATIVE WORK

蒼鋼のドラグーンの二次創作です。

第五話 美女軍団を解析!戦慄のアナライズアナル!

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――時は夜。
――場所は無人ビルの屋上。

地獄おじさんが立っていた。

次の標的は、四天王の一人アナライズアナル。

決戦を控え、地獄おじさんは中央で仁王立ちしていた。
だがその時――

「見つけたわ、地獄おじさん!!!」

おじさんを取り囲む影があった。

「オルター部隊……ドラゴの手下か」

地獄おじさんを取り囲むもの。
それは――

「我らオルター部隊!」
「全ては我が主のために!!」

「暗黒四天王もお前も、我らオルター部隊の敵!」

「投降しなさい!」
「大人しく投降する事をおすすめするわ」
「あなた、私達が負けたビッグマラーを倒したわよね」
「ふふっ、その功績は評価してあげる。大人しく投降してくれたら悪いようには……」

「――不要也!」

「!!」

「今の私は地獄おじさん。手加減はできぬぞ!」

地獄おじさんの殺気に、オルター部隊の美女達があとずさる。

ビッグマラーの時にちらっと見かけた美女達とは別の美女達だ。

オルター部隊の人員の多さに大したものである。

「くっ! でもドラゴ様のため!ひくわけにはいかない!」
「みんな!かまえて!!」
「いくわよ!!」

戦闘態勢をとる美女軍団。

「くるか!」

迎え撃つおじさん!

魅惑的な姿をした将軍に忠誠を誓う美女達。だがそんなぷるんぷるんの宝石のような美女軍団もメルゥに比べれば石ころ同然。ぶっ倒すのにためらいはない。
一触即発、その時だった。

「はうっ!?」

ビクンと、一人の女戦闘員が嬌声じみた声をあげる。

「ふ、フアージュッ!?」

「――いいケツだ」

尻をつかむ男がいた。一人の男が美女の尻をさわっていたのだ。

音もなくあらわれた怪しい男。
オルター部隊の一人、フアージュと呼ばれ
褐色美女の尻をさわっていた。

「こ、こいつは……」

他のオルター部隊の美女達が新たなおじさんの存在に気づく」

「ポーラ! ミンリン!構えて」

「き、貴様はまさか……暗黒四天王の」
「アナライズアナル!!」
「気をつけてみんな!お尻を触っただけで、相手を解析する恐るべしおじさんよ!」

「はうっ!」

フアージュがさらに声をあげた。

「ふむっ、フアージュとやら、貴様オルター部隊に入る前は、保母だったな?」

「な、なぜそれを」

「我はアナライズアナル。尻をさわればだいたいの事はわかる。そして貴様――」

「くうんっ?」

更にアナライズアナルがフアージュを解析しているのだ。

「かなり将軍に調教されていると見える。前の調教でガッツリやられたな?ケツがそう語っておるぞ。さてはおぬし、かなりの淫乱だな?その溢れる母性のようなケツをしているが、その淫乱たるや普通でなし。保母としてやっていくのが困難なほどに」

「こ、こいつなぜ」
「フアージュの事がわかるの」

焦るオルター部隊。突如あらわれたおじさんの脅威に、息を飲んだ。

「ええい!こいつから血祭りにあげろ!!」

アナライズアナルに襲いかかる美女軍団。
混乱の最中にあって命令を忠実に実行しようとする姿は、さすがに将軍から調教を受けただけはある。

だが――

「ふんっ!」

回避するアナライズアナル。そして交差する際に、オルター部隊の美女のヒップをさわる。

「きゃあぁっ!?」
「あんっ!?」

「お前達のケツはみきった……もう私には通じぬ!!!」

「し、痴れ言をおおおぉぉ!」

殺到するオルター部隊。
グラマラスな肉体を躍動させながら美女軍団が攻撃をくりだす。くりだしていく。何度も何度も。
しかし――。

「あ、あたらない!?」
「なぜ、こんなにせめているのに」
「いっただろう――」

アナライズアナルが静止する。

「みきったとなああぁぁぁぁ!!」

瞬間、瞬発力が爆発する。
ケツの穴に力を入れたアナライズアナルが暴発したが如く高速移動。

「きゃああぁぁっ!?」
「はうううぅぅっ!?」
「はくううぅんっ!?」

またたくまに、オルター部隊の美女軍団を倒していく。

残ったのは――

「うっ……ううぅっ……」
「な、なんて……」
「強いの……」
「は、歯がたたない」
「こ、攻撃がすべて読まれて……」

死屍累々と転がる美女達だった。

完封、完封だった。

その姿を見て地獄おじさんは戦慄する。

「こ、これが……」

ゴクリ、と息を飲む地獄おじさん。

「攻撃が読まれる? 当たり前だ。なぜなら私にケツを触られた時に」

アナライズは語る。

「貴様のケツ断は……もう私の手の内なのだから」

「暗黒四天王……アナライズアナル!!」

燃え上がる地獄おじさん。

ビッグマラーに続く変態おじさんとの死闘がひらかれようとしていた!!



「いいケツだ」

ゾワリと地獄おじさんの背に危機の感覚がはしった。

地獄おじさんが驚愕する。

(私の後ろをとっただと)

「貴様……アナルかっ!?」

どんな人間の後ろをとる噂のアナライズアナル。元は凄腕の暗殺者だった。
狙っていたが、同じくドラゴ・ガトラーのケツを狙うヘルダー・ハイルナーに敗北。
身を堕とし、暗黒四天王となったという。

「さよう、我はゲイズ・アナライズアナル」

「そういう貴様は……ヴァルバの軍人だな」

「なぜそれを」

「我はアナライズアナル。ケツを触れば大抵の事はわかる」

インテリ系パワーレスラーの私を、解析しきれるかな??

「業腹な事だが認めよう。われのアナライズアナルでも、それ以上はアナライズできぬ。地獄おじさん、底知れぬ男よ」

「貴様もな……」

地獄おじさんのマッハ肘うちがアナライズアナルに放たれる。

かぁぁっ!?

練達の身のこなしで、マッハひじうちを交わすアナライズアナル。

なにっっ!?

地獄レシピが一つ、マッハ肘うちをかわされ、驚愕する地獄おじさん。

やはり只のレスラーではないな。

カカカ、どんな人間の後ろをとり、数多の人間のケツをアナライズしてきた我よ。容易にふれると思うな若造よ

果たして、そうかな

地獄おじさんが呟いた瞬間だった。

じゅばっ

なにっっ

アナライズアナルの、頬がかすかにさける。頬から一筋の血が流れる。

かすっていた、だと。

アナライズアナルの驚愕をよそに、地獄おじさんが天を指さした

「次はケツを狙う」

「ほざけ若造ぉぉぉぉ!!」

爆発する闘気。

地獄おじさんと、アナライズアナルの死闘は最終局面に突入する!!!



「ほはーーーーー!!」

後ろに回りこむ。
地獄おじさんの後ろを狙うアナライズアナル。

マッハ肘うちっ!!

ほはーーーーー!!

アナライズアナルが、地獄おじさんの肘うちをかわす。

フゥーーーハハハハ!!
かわしきれておるぞ、じごおじぃぃ!!

凄まじい動きで地獄おじさんのマッハ肘うちを交わすアナライズアナル。

ふははああぁぁ!!

アナライズアナルが後ろから地獄おじさんを捕まえようとする。

そのケツもらったあああぁぁっ!!

かかったなっ!!

なにいいぃぃっ!?

地獄おじさんがアナライズアナルを完全にとらえた。

き、貴様。
もしやわざと……

いったはずだ、パワー系インテリレスラーだとなあぁぁ!!

わざと優位にたたせるように攻撃を外し、隙をさらすように誘導したのだ。
地獄おじさんのインテリぶりにはがみするアナライズアナル。

これからはパワーのお時間だぁっ!!

そして――

バモらあああああ!!

アナライズアナルを抱え、地獄おじさんが怪鳥の如く飛翔した。

「ようこそ、おじさん万魔殿!!」
「おじさん万魔殿……だとおぉぉ!!」

天を駆けるおじさん。

「貴様も万魔殿の一員だぁぁぁ!!」
「なにいいぃぃぃぃ!!」

急転直下する地獄おじさんとアナライズアナル。

「ケツから落としてくれるぅぅ」

「ぐおおおぉぉ」

地獄に向かって一直線。

「この万魔殿が、濃厚接触おじさんの墓標としれええぇぇ!!」

そう、これが――

「おじさんパンデモニウムゥゥゥゥ!!」

「ぐあああああああぁぁっ!!」

超スピードで叩きおとされる、アナライズアナル。

ケツから叩き落とされ、アナライズアナルが倒される。

「バモらあああぁぁ!!」

響き渡る雄叫び。

暗黒四天王が一人アナライズアナルを撃破する。

地獄おじさんの進撃は……続く。



――アナライズアナルがやられた

「なにっ!」

アナライズアナル、討ち死に。
ミステリオの言葉を聞いたゴールデンボールの玉が震える。

本当タマか、ミステリオ?

あぁっ。

ネトラレリザード、ビッグマラー、アナライズアナルがやられた。

地獄おじさん……奴は強い。
だが……。

ばりいぃぃん!
瞬間、グラスが割れた。

ゴールデンボールの残像がグラスを破壊したのだ。消える残像。
だがミステリオの前にいるゴールデンボールは一歩も動いていない。
妖術めいた動きに、ミステリオは息を飲んだ。

「このゴールデンボールには勝てん。その事を思い知らせてやるタマ!!」

鬨の声が響く。
ゴールデンボールの残像が雄叫びをあげる。

「タマアアアアアァァァァァ!!」

響くタマタマ二重奏。

暗黒ギアレス四天王最強、ゴールデンボールが……出陣する。

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