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DERIVATIVE WORK

蒼鋼のドラグーンの二次創作です。

第二話 いきなり怒変態!? 地獄おじさん天に立つ!!

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――時は夜。
場所は夜の繁華街。

ネト、ネト。
レスラー、ネトラレリザードは夜の街をネトネトと練り歩いていた。

ネトラレリザードは多くの女寝寝とってきた。夜の街でも歴戦のレスラーだ。

そこから発せられる、間男オーラは凄まじい。

今日も間男オーラをモリモリ発しながらネトラレリザードはビンビン歩く。
その時――。

「――待てぇぇい!!」

夜の闇から一人のおじさんがあらわれた。

「!!」

瞬間、ネトラレリザードは息を飲んだ。

あらわれたおじさん。
それは明らかに常軌を逸していた。

燃え上がる怒りの瞳。
筋骨粒々の肉体。
そしてなにより――
(なんだこの殺気はぁぁっ!?)

凄まじい殺気。
尋常なものではない。
妬みが。
恨みが。
そねみが。
一点に凝縮され、凄まじい殺気を放っているのだ。

(ぬわんだ、こいつはぁ)

ネトラレリザードは数々の修羅場をくぐってきた。

男のリングで、男と女の愁嘆場で。数々の修羅場をくぐってきたネトラレリザードをして、目の前のおじさんの発する殺気は規格外だった。

「貴様何者だぁ!?」

問う。

そして目の前のおじさんは――

「我は地獄おじさん!!」

力強く、天突き破る勢いでそう叫んだ。

「地獄おじさん、だとぉ!?」

「はあああぁぁっ!!」

地獄おじさんが雄叫びをあげた瞬間、
地から炎が吹き上がった。

「炎だとぉ!!」

吹きあがる四角形の炎。
四方に吹き上がる炎はさながら地獄のリング。

「インフェルノの炎で囲まれた地獄のリング、これが貴様の墓場だああ!!」

地獄おじさんが地獄の宣言をなした。

「ネトラレェぇぇぇ!!」

瞬間、ネトラレリザードが地獄おじさんに飛びかかった。
恐るべき猛突進!

――殺さなければ殺される。

研ぎ澄まされたネトラレリザードの野生本能がその事実を鋭敏にかぎとったのだ。

「ネトラレラリアットぉぉぉぉぉぉ!!!」

全身全霊惜しみなし。
幾多のレスラーを再起不能にした
渾身の必殺技が、地獄おじさんに叩き込まれる。

――ズガアアアガァァァ!!
直撃。まごうことなき直撃。
ネトラレリザードの必殺ラリアットは、ホモビデオ男優のブーメランパンツの如く地獄おじさんに食い込んだ!!

「とったああぁぁ!!」

渾身の必殺技、会心の手応えにネトラレリザードは雄叫びをあげた。

「どうだネトラレエエェェェ!!
 この暗黒四天王ネトラレリザード(42 独身)に逆らった罪を悔いるがいいネトラレエエェェェ!!」

ラリアットを放す、そして倒れた地獄おじさんを見おろす……はずだった。

しかし――。

「なにっ!」

倒れ……倒れ……

「倒れない!!」

「――不動也」

地獄から響くがごとき底冷えする声が、おじさんから発せられる。

不動、地獄おじさんは倒れず。

「……貴様の失敗は一つ」

地獄おじさんは――揺るがず。

「なにいいぃぃ!!」
驚愕するネトラレリザード。

瞬間、地獄おじさんがネトラレリザードをつかんだ。

「それはメイルと濃厚接触した事だあぁぁぁぁ!!」

地獄おじさんの怒りの叫びと共に殺人チョップを叩き込んだ。

「なにいいいぃぃぃ」

驚愕し吹き飛ぶネトラレリザード。
なんだそれはという疑問が浮かぶが。

「ぬうううぅぅん!!」

追撃する地獄おじさん。
だがそんな疑問など知らぬ存ぜぬ省みぬ。

「メイルと濃厚接触したおじさん!ならば塵殺に迷いはないともさ!ハアアァァ!」

地獄おじさんがいきおいよく、ネトラレリザードを拘束した。

「私以外のおじさんは殺す!!
メイルと接するおじさんは殺す!!」

そして発動する地獄の必殺技。
「キエエエエエエエエ!!」

地獄おじさんが、ネトラレリザードをつかんで――とんだ。

「と、飛んだああぁっ!!」

恐るべき飛翔にリザードが叫ぶ。
そして――

「メルゥを愛するおじさんの恨みを力に変えて――」

発動する必殺技。
急降下し組みあがる殺人殺法。

「今必殺の!!」

それは――

「おじさんパンデモニウムゥゥゥゥ!!!!」

おじさん万魔殿。
幾多のおじさんを殺す必殺技。

「ぐおおおおおおぉぉ!!」

避けられぬ終着に抵抗するネトラレリザード。だが逃れぬ事は叶わず。

「くらええええぇ!!」

だが――逃れぬ。
この技こそは地獄おじさんが編み出せしリーサルウエポン。

「インテリィィィィィ!!」

ここに必殺が完成する。

「ぐわあああああああああああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁ!?」

ドガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!

割れる大地。
粉砕されし鉄骨。
それは正しく――力押し
人類が生みだせし叡智の集大成、インテリジェンスウエポン。

ゴゴゴゴゴゴゴ……!!

おじさんパンデモニウムがもたらす破壊の衝撃。
それはネトラレリザードのビンビンの耐久力をもってしても耐えられるものではなかった。

「ね、ネトラレエエェェェ……!!」
「dm○で売れてまえーーーーーーーー!!」

響く断末魔、猛る雄叫び。

寝とられは売れ筋ジャンルせいぜい○mmで売れてしまうがいい!!

地に叩きつけられ、敗北するネトラレリザード。

「制裁……完了!!」

ぶっ◯した。その手応えに地獄おじさんは呟いた。

「メイルと濃厚接触していいおじさんは……私だけだああああ!!」

地獄おじさんが月に吠える。

だが……

「くっ、くくくくくく!!」

いまわのきわに、ネトラレリザードは笑った。もう長くはないだろう。だがそれでもネトラレリザードはヒールレスラーの最後の意地をみせる。

「そうか、貴様はあのゴブリンのおじさんか。だが……俺以上に……あのゴブリンと濃厚接触したおじさんは他にもいるネトラレエエェェ…」

「なにぃっ!?」」

「それは暗黒四天王!!。濃厚な残虐ファイトのレスラーさぁ。残念だったな地獄の使者、おめぇの戦いはまだまだ終わらないネトラレ……」

謎の語尾を追加して警告するリザード。

「どいつもこいつも曲者ぞろいだネトラレ。中でも、ミステリオはすげぇぜぇ……なんせ」

くくと笑い目を見開いて地獄おじさんに衝撃の事実をつげる

「あのゴブリンの野グソをみたのだからなぁぁ」

「ば、馬鹿な!?」

野グソ……メイルの野グソだと!?

「私だって見た事ないのに……!!」

メイルの野グソは地獄おじさんも見た事がない、だが他のおじさん、そのミステリオは見た事がある。その事実が地獄おじさんをうちのめす。

「げほっ、先に待ってるぜ……じごおじ(地獄おじさんの略)……地獄でなぁぁ……」

がはぁっ、と血を吐き意識を断絶させるリザード。

「私以外にも……濃厚なおじさんが……」

膝をつき呟く地獄おじさん
そしてそのうちの一人は特大の……メイル野グソ発見者。

「やってやるのぉぉ……」

立ち上がる地獄おじさん。

地獄の満月を背に、地獄おじさんのカーニバルが幕を開けた。



「……ネトラレリザードがやられた」

マラアァァ!!
タマアァァ!!

暗い部屋。
暗黒ギアレス四天王の会議室だ。
その広い空間。その中空に四つの星が刻まれている。
だが星の一つは異変をきたしていた。
点滅を繰り返し星。その一つが輝きを失った。

「……ネトラレリザードがやられたか」

「巨星堕つ、だな」

「だが奴はこの暗黒ギアレス四天王の中でも最弱。
 地獄おじさんなどにやられるとは、四天王の面汚しよ!!」


「マラアアアアアア!!」

大勃起する巨星。
それはネトラレリザードを超える力。
それはネトラレリザードを超える――変態。
四天王の一人、ビッグマラーが屹立する。

地獄おじさんと暗黒四天王の死闘の火蓋がきっておとされた!!

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