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夜明けがひときわ美しい街・日ノ宮は、夏祭りの日を迎えていた。日ノ宮の王である日ノ帝・公威、姫巫女・廻を護衛する、巫覡見習いの鋼輔。鋼輔と廻は身分違いの幼馴染だった。夏祭りの最中に、妖が現れ、夏祭りは騒然とする。最中に公威の従者で陰陽師・弦龍が異界のものに操られ、日ノ宮に『従神(ドゥークス)』とよばれる異界の神々が召喚されてしまう。日ノ宮の近衛集の尽力で、弦龍が呼び出した『従神』の召喚は解除されたものの、公威と廻は、従神から民を守って命を落とす。鋼輔が己の無力さを悔いる中、弦龍の亡骸で発動した巨大な魔法陣は、日ノ宮を飲み込み、消滅した。鋼輔が目を覚ましたのは、異国の神殿。五体を水に沈めた鋼輔は慌てて水場から這い上がる。目の前には、護龍帝国の姫巫女・イシュタムがいて、絶望的な表情で鋼輔を見つめている。その後ろで、皇帝テオ=テスカが双子の妹・イシュタムを生贄にするべく、王座で笑っていた――。

ファンタジー・全年齢向

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